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労働時間系

とにかく地獄のような長時間拘束が当たり前のブラック企業の、
労働時間関連のあるあるです。


タイムカードは定時打刻

まあ、タイムカードなんてアイテムがあるだけブラック企業の中でもマシな方ですが・・・。
残業代なんて出さないが、万が一労基が入った時に、うちは誰も残業なんてしてませんけど、とするためだけに、タイムカードというものは設けておいて、毎日全社員のタイムカードは、定時出勤定時退社にしておく、という、ブラック企業のド定番です。


休めるのは死んだ時だけ

ブラック企業の特に頂点を極めた場所のあるある、というか真髄です。

ブラック経営者は、テナントの賃料が発生しているのだから、
オフィスを使わない時があるのはもったいない、となり、
究極的に、全部の日を使おうと、会社に休日を設けません。

そして経営者は、社員とは、自分に財産をもたらすための働き蜂であり、奴隷でもあり、
休む権利などないと決めつけているので、
会社があるイコール、社員にも強制出勤、もちろん代休などなく、
単純に、全社員が年間休日0にさせられます。
もちろんタイムカードなどなく、残業の概念も消え去っているのは言うまでもありませんが。

結果、社員が休めるのは唯一すべてから解放される時、
すなわち過労死の時だけ、というブラックさ、そんな会社もこの国には多々存在し、
時折過労死のニュースが出てきたりします。

と言っても真のブラックは過労死すら発覚させませんけど。
ちゃんと死体は山に埋めて行方不明にしたり、道路に投げ込んでおいて、交通事故に見せかけたり、なかなか本当の過労死は見つからないようにしているようです。

休日が無い

ブラック企業は、求人サイトなどには年間休日120日とか聞こえのいい嘘を書いておいて、実際には休日が無いという場合が多々あります。
建前上は休日で、しかし休日出勤分の賃金を払わないために、社員が勉強のために会社に来てます、などの体裁にして、出勤扱いにすらせず、その分の賃金も払わない(書類上は普通に休日として休んでる)、そんな地獄のような会社ばかりです。

ブラック企業の休日など、きちんと計上したら、まあ、月1日休みで、年間休日12日とか、そんな会社ばかりでしょうね。
少なくとも、完全週休2日とか書いておいて、ほんとに土日が休みな会社なんて見たことがありません。